1.はじめに
こんにちは、しろーさんです。
時々、娘のエプロンとかポーチ作るのにミシンを使うんですけど、
上の写真のように縫い始めがグチャグチャ糸が絡まった”鳥の巣”状態なることが多くて、どうすれば解決できるんだろうかと悩んでいました。
縫い始めからグチャグチャに絡まると、見た目が悪いくて、裁縫に対する気持ちが萎えたり、糸が絡まってミシンが進まなくなったりするんですよね。
でもこの問題、簡単な解決策がありました。
実は、ミシンの押え金に布を挟める時に糸も一緒に挟めば解決できるんですよね。
今回は、ミシンの縫い始めがグチャグチャにならず、キレイになる方法を紹介していきます。
2.縫い始めがグチャグチャになる原因
調べていくうちに、この縫い始めがグチャグチャ=鳥の巣という名前の現象であることがわかりました。
縫い始めが鳥の巣になる原因は、”固定されていない上糸”に原因があります。
この”固定されていない上糸”がした糸に引っ張られることで裏地で暴れて、絡まり、鳥の巣が発生しています。
3.解決!上糸を押え金に挟めると縫い始めがキレイになる
原因が分かったところで、解決策を紹介します。
やり方は簡単です。下図のように、布を押え金に挟める時に、上糸も一緒に挟めることで、上糸が下糸に引っ張られることもなく鳥の巣を発生するのを防ぐことができます。
挟めた上糸は後ろに流してください。
また、押え金に挟めても下糸に引っ張られる場合、縫い始めだけ、手で引っ張ると効果が見られます。
4.実際にやってみた
効果があるか、実際にミシンを使って検証しました。
使用ミシン:JANOME AP860
条件
条件1:布と共に上糸を押え金に挟める
条件2:上糸を押え金に挟めない場合
結果
上記条件で縫ってみて、表地と裏地で”鳥の巣”の有無を確認しました。
下記の通り、押え金に糸を挟めると、鳥の巣をなくすことが確認できた。
5.まとめ
今回、ミシンでの縫い始めがグチャグチャになる鳥の巣の対策について紹介しました。
布を押え金に挟める時に、上糸を挟めることで鳥の巣を無くすことができます。
押え金の力が足らなければ、手で引っ張ることで鳥の巣に対する効果が挙げられます。
今回の対策を行うことで、縫い始めがキレイにすることができます。
・ミシンでの縫い始めがグチャグチャになる=鳥の巣
・上糸を押え金に挟むことで、鳥の巣を抑制することができる
・押え力が低ければ、手で上糸を引っ張ることで鳥の巣を抑制することができる。