新幹線の立席特急券はどこで買える?子供料金は?

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立席特急券とは

立席特急券たちせきとっきゅうけんは、立って新幹線(号車指定)に乗ることができる特急券です。

新幹線の立席特急券は、「はやぶさ」などの全車指定席の新幹線で指定席が満席の場合に、立席特急券として販売されます。

他にも、ゴールデンウィークや年末年始など、乗車率が100%を超えることが想定される期間でも販売されます。

なお、立ち席券としての販売なので、空いている席に座ることはできません。

立席乗車できるのは全車指定席で満席の新幹線のみ

東北・秋田新幹線と北陸新幹線の全車指定席のみ

新幹線の立席特急券は、全車指定席の新幹線が満席になったときに購入することができます。

全車指定席の新幹線とは東北新幹線の「はやぶさ」「こまち」「はやて」、北陸新幹線「かがたき」があげられます。

上記以外の東海道新幹線、九州新幹線などは、自由席車両がついているので立席券は設定されていません。

在来線特急列車の場合も、全車指定であれば立席券を販売する場合があります。

新幹線の立席特急券について
  • 全車指定席が満席の場合に販売
  • GWや年末年始など、乗車率100%以上が想定されるとき
  • 全車指定席の列車は東北・秋田新幹線「はやぶさ」「こまち」「はやて」、北陸新幹線「かがやき」
  • 在来特急列車の場合、自由席特急券と同じ額で立席券が購入できる
  • 満席状態なので立席券で空いている席に座ることはできない
  • 乗る号車は指定

どこで購入できるの?料金は?

立席特急券は、JRの自動券売機やみどりの窓口にて購入できます。
ただし、指定席券が満席でないと購入できないので注意が必要です。

新幹線の立席券の料金は指定席特急券から530円を引いた額になります。

在来線の特急列車の場合、自由席券と同じ料金になります

例えば、東京~仙台「はやぶさ」を立席特急券で行く場合、

指定席特急・乗車券は11430円なので、ー530円で、立席特急・乗車券は10900円になります。

立席特急券の購入場所・料金は?
  • JRの自動券売機やみどりの窓口で購入可能
  • 全車指定席の列車が満席でないと購入できない
  • 新幹線の場合、指定席特急券から530円引く
  • 在来線の場合、自由席特急券と同じ料金

子供料金は?何歳から?

立席特急券及び乗車券は、6才~12才未満の場合は、大人運賃・料金の半額で購入することができます。

6才未満の場合は、無料で乗ることができます。ただし大人1人当たり幼児2人までで3人目からは、大人の半額を支払う必要があります。

新幹線・電車の子供料金は何歳から?

自由席特急券で、「はやぶさ」に立席で乗れるのか?

結論から言うと、乗れません。

理由は2つあります。1つ目は、立席券の販売の有無です。上記で述べているように、「はやぶさ」のように全車指定列車が満席にならないと立席を購入できない仕組みとなっています。乗ろうとしている「はやぶさ」に空席があれば、立席として新幹線に乗ることはできません。

2つ目に、自由席特急券で、立席で乗車するには料金が不足しています。

東京駅~仙台駅を新幹線で移動料金
「はやぶさ」の指定席特急・乗車券11,430円
「はやぶさ」の立席特急・乗車券(指定席特急券の-530円)10,900円
自由席特急・乗車券10,560円

上記例の場合、自由席特急・乗車券の340円不足していることが分かります。

このため、自由席特急券で、「はやぶさ」などの全車指定席列車に立席で乗ることはできません。

ただし、ルール上乗れませんが、誤って乗ってしまった場合などは、新幹線車内にいる車掌さんに言えば、指定席券or立席券の差額を払えば乗車できるかと思いますので、誤って乗車した場合には、車内改札を行っている車掌さんにご確認ください。

指定席を取ったのに乗り遅れた場合、立席ではやぶさに乗れる

全車指定席の新幹線である「はやぶさ」「こまち」「はやて」「つばさ」「かがやき」の指定席券を購入していて、予定していた列車に乗れなかった場合、指定された列車の乗車日と同じ日のうちなら後続の特急列車を立席で乗れます。ただし、「はやぶさ」「こまち」の場合は、「はやぶさ」「こまち」の指定席特急券を所持している場合に限ります。

乗り遅れて、席変更する時間もない、かつ急いでいるので立席でも構わない場合は、後続列車に立席で飛び乗るのもありかもしれません。ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。