立席特急券は、新幹線の全車指定席が満席の場合に販売される特急券です。この特急券を購入すると、指定された号車内で立って乗車することができます。ゴールデンウィークや年末年始など、繁忙期には立席特急券の需要が高まります。立席特急券は立ち乗り専用であり、空いている席に座ることはできません。
立席特急券が購入できるのは、以下の全車指定席の新幹線です
- 東北新幹線:「はやぶさ」「こまち」「はやて」
- 秋田新幹線:「こまち」
- 北陸新幹線:「かがやき」
これらの新幹線が満席の場合に限り、立席特急券が販売されます。自由席がある東海道新幹線や九州新幹線では、立席特急券は設定されていません。
- 全車指定席が満席の場合に販売
- GWや年末年始など、乗車率100%以上が想定されるとき
- 全車指定席の列車は東北・秋田新幹線「はやぶさ」「こまち」「はやて」、北陸新幹線「かがやき」
- 在来特急列車の場合、自由席特急券と同じ額で立席券が購入できる
- 満席状態なので立席券で空いている席に座ることはできない
- 乗る号車は指定
立席特急券は、JRの自動券売機やみどりの窓口で購入できます。購入条件と料金は以下の通りです
- 全車指定席の新幹線が満席であること
- 立席特急券の料金は、指定席特急券の料金から530円引いた額です。
例えば、東京~仙台間の「はやぶさ」の場合、指定席特急・乗車券が11,430円なので、立席特急・乗車券は10,900円になります。
立席特急券および乗車券の子供料金は以下の通りです
- 6歳から12歳未満の場合:大人料金の半額
- 6歳未満の場合:無料(大人1人につき2人まで、3人目以降は大人料金の半額が必要)
自由席特急券では全車指定席の新幹線に立席で乗車することはできません。理由は以下の通りです
- 立席特急券は、全車指定席の新幹線が満席でないと販売されない
- 自由席特急券の料金では立席特急券の料金をカバーできない
例えば、東京~仙台間の「はやぶさ」の料金は以下の通りです:
東京駅~仙台駅を新幹線で移動 | 料金 |
「はやぶさ」の指定席特急・乗車券 | 11,430円 |
「はやぶさ」の立席特急・乗車券(指定席特急券の-530円) | 10,900円 |
自由席特急・乗車券 | 10,560円 |
自由席特急・乗車券では340円不足しているため、立席乗車はできません。ただし、誤って乗車してしまった場合は、新幹線車内の車掌に差額を支払えば乗車できる場合があります。
指定席券を持っている場合、同日のうちであれば後続の全車指定席新幹線に立席で乗車することが可能です。例えば、「はやぶさ」「こまち」「はやて」「つばさ」「かがやき」などの指定席券を所持している場合、同日の後続列車に立席で乗ることができます。
乗り遅れてしまった場合は、後続列車に立席で乗車する方法も検討してみてください。
よくある質問
- 立席特急券はどこで購入できますか?
- 立席特急券は、JRの自動券売機やみどりの窓口で購入できます。
- 立席特急券の料金はどれくらいですか?
- 指定席特急券の料金から530円引いた額になります。
- 6歳未満の子供は立席特急券が必要ですか?
- 6歳未満の子供は無料で乗車できますが、大人1人につき2人までです。3人目以降は大人料金の半額が必要です。
- 自由席特急券で全車指定席の新幹線に乗れますか?
- 自由席特急券では全車指定席の新幹線に立席で乗車することはできません。
- 指定席券を持っていて乗り遅れた場合はどうなりますか?
- 同日のうちであれば後続の全車指定席新幹線に立席で乗車することができます。
- 立席特急券はどの新幹線で利用できますか?
- 東北新幹線、秋田新幹線、北陸新幹線の全車指定席列車で利用できます。
このガイドが「立ち席 新幹線」で検索してきた方々の疑問を解決する手助けになれば幸いです。最新情報や詳細は、JRの公式サイトや駅の窓口で確認してください。