鉄道を利用する際に予定が変わってしまったことはありませんか?そんな時に役立つ、鉄道サービスのきっぷの変更について詳しくお伝えします。急な予定変更で困ったときに参考にしてみてください。
きっぷの変更:使用開始前
まだ使っていなくて有効期限内のきっぷ(定期券やお得なチケットは除く)は、一度だけ無料で同じ種類のきっぷに交換可能です。出発地や目的地を変更する場合、料金の差額を支払うか返金されます。ただし、2回目の変更が必要なら、駅、旅行センターや主要な旅行会社で返金してもらった後、新しいきっぷを購入してください。
指定券の変更
指定券は、乗車する列車の出発時間前まで変更が可能です。出発後には無効となるので注意してください。また、指定券の変更は、みどりの窓口の場合、営業時間内に変更可能(指定席券売機でも可能)です。自由席特急券、特定特急券、急行券、自由席グリーン券は同じ種類のチケットや指定券に変更できますが、指定券から座席未指定券への変更はできません。
クレジットカードで購入したきっぷの変更
クレジットカードで購入したチケットの取り扱いは、クレジットカード会社によって異なるので、駅員さんに確認をお願いします。
きっぷの変更:使用開始後
使用開始後のきっぷを変更する場合、不足分の運賃・料金をお支払いいただくことになりますが、過剰となる場合でも払い戻しはできません。ただし、普通乗車券については、未使用区間が1券片101キロ以上ある場合は払い戻しができます。
乗り越しの場合
乗り越した場合、乗り越し駅で降車時に駅員さんに伝えてください。足りない運賃があれば、その場で支払うことができます。さらに、途中で下車して別の電車に乗り換える時も、乗り越し分の運賃を支払う必要があります。運賃が多くなった場合、特別な手続きは不要です。
グループ割引の変更
グループ割引のきっぷは、参加人数に変更があった場合でも、運賃の差額を支払うことで変更が可能です。ただし、割引の適用条件を満たさなくなる場合は、通常の運賃に戻すことになりますのでご注意ください。
おトクなきっぷの変更
おトクなきっぷ(例:早得きっぷ、ファミリー割引きっぷなど)の変更は、基本的に変更ができません。ただし、一部のおトクなきっぷについては変更が可能な場合もありますので、購入時にご確認ください。
障害者割引の変更
障害者割引のきっぷは、割引条件を満たす場合に限り、変更が可能です。変更時に障害者手帳等の提示が必要となる場合がありますので、お手元にお持ちください。
インターネット予約の変更
インターネット予約で購入したきっぷについても、予約サイトによっては変更が可能です。変更に関する手続きや手数料は、予約サイトの利用規約をご確認ください。
急病や急用などで予定が変わってしまった際にも、きっぷの変更ができることを知っておくと安心ですね。今回ご紹介した鉄道サービスを活用して、快適な鉄道ライフをお過ごしください。